西遊記⑦ 島をはなれたらテロ発生?の巻

 朝の便で帰ることになっていたので、眠い目をこすって早起きをして、船着き場へ。ほかの家族はもう1日残るので、僕だけ先に帰ることになります。
 長崎の港に到着する前に、1本の電話が。相手は母。「起きたか?」…、いくらなんでも、同じ事は2度はしません(笑)。一応起きたとだけ伝え、長崎市内を簡単に観光。原爆祈念像、眼鏡橋、グラバー邸、大浦天主堂オランダ坂四海楼(チャンポン発祥の地で中華やさん。)これを一気に回りました。基本的に足は路面電車。1乗車100円という庶民の足です。しかも乗り継ぎもできる(指定箇所のみだけど)というからすごい。今はやりの100円バスのはしりみたいな存在です。
 で、昼食を撮った後、ハウステンボスへ。時間がないので、あらかじめ、こことここ、という風に場所を決め、そこだけを集中的に行くことに。個人的には、エッシャーのだまし絵が見たかったので、それをメインに周り、後は、おみやげが中心になりました。でも、町並みを見るだけでも外国にいるようで、結構楽しめました。あとは、占いもやったのですが、これが結構当たるらしく、「晩婚」とか「不倫に走る可能性がある」とか書かれたときはびくっとしました。ちなみに通販でも受け付けているとか。興味のある人は一度やってみてもいいかも。
 ハウステンボスから長崎市内に帰ってくると、火薬のにおいと爆音が…。何事?もしかして、テロ?かとも思ったんですけど、そういえば今日は精霊(しょうろう)流し 。さだまさしの歌にもある有名なお祭りですけど、ここまでド派手なお祭りだったとは…。宿泊先のホテルの前でもやっていて、ホテルマンがずーっと掃除をしてました。爆竹の音を聞きながら長崎の夜は更けていきましたとさ。