自分のフィールドに行ってみる、の巻

pikachu11342008-04-04

 こんばんは。
サトシ:「なぁ、さっきから人身事故のお知らせの放送が流れているな。」
ピカチュウ:「ピカピカピカピカ。」
サトシ:「もう1時間待ってるぞ。早く遊びに行きたいのに…。あ、順次列車を動かすって。」
ピカチュウ:「ピカピカ。」
サトシ:「列車が来た。あ、ものすごいすし詰めだぞ。どうする、これに乗る?」
ピカチュウ:「ピカピカピカピカ、ピカ?」
サトシ:「特急か。考えてもみなかった。ちょっと窓口に行って…、あ、窓口がいっぱいだ。こりゃ、特急も乗れないぞ。しばらく待つか。」
ピカチュウ:「ピカ。」
でおなじみのピカ注軍曹であります。こういうときはみどりの窓口はめちゃくちゃにこみますが、自動の指定席券売機はがらがらだったりします。みどりの窓口を閉鎖したり、時間を短縮したりして人件費を抑え、券売機を置くところも増えています。常磐線にもそういうところが何駅かあります。
 さて、今日は勤務地での実習…、というか研修開始間もないですからよい子の社会科見学に近い状態で行ってくることになりました。30分前に駅に入ると駅長が出迎えてくださいました。点呼の債に挨拶をして、早速駅長と話をしてみました。駅員数は僕を入れて13人。名前と役職と年齢を書いた紙をくださったのですが、僕以外みんな40歳以上…。
軍曹:「あのー、JRになってから入った方はいらっしゃるんですか?」
駅長:「私も含めてみんな国鉄からの駅員ですね。」
軍曹:「はぁ…。」
予想通りでした。面接の時に「自分よりも若い先輩職員がいても大丈夫ですか?」とは聞かれましたが、みんな自分の親くらいの年の人…。大きな駅だと若い人がいっぱいいて和気藹々とできるんでしょうけど…、まぁ、逆に考えれば、12人の職員の顔と名前をすぐ覚えられるわけで…。今日お休みの人も含めて、早く覚えないと。
 やったことは主に駅の裏側の見学と、この駅最寄りの松戸市の名所(らしい)通称「あじさい寺」まで実際に歩いてみたり、車いすの方をお乗せする様子を見学したり、駅長自ら特殊な運賃区間の説明をしてくださったり(解説:勤務駅を走る常磐線各駅停車は、東京メトロ千代田線とつながっています。特殊な運賃区間というのは、相互運転を始めた当時に、当時の国鉄営団地下鉄運輸省とで決めたルールらしい…。)、駅長と会食したり、などなど。人身事故の話が出て、「この間3年ぶりにうちの駅でありましてね…。」………、平和だ…。
 驚いたのはみどりの窓口の人(以下、出札係)の声がやたらと大きく、その上、売るときの言葉遣いが正直悪い…。声が大きくならざるを得ないのは駅の構造上、後はお客様の年齢層の関係上仕方のないことのようで、皆さん大声です。にしても言葉遣いはどうにかならないものか…、国鉄時代をひきずっているのではないかとちょっと気にかかりました。まぁ、相手にふさわしい言葉遣いというのもありますけどね…。
 勤務は泊まりがけで早い人は3時半に起きるとか。それは今までの僕では寝る時間…。うーん、どうしようか…。起きられるかなぁ…?