1円…??の巻

 どうも今日も風が強いです。天気はいいんですけど、相変わらず風はごうごうと吹いていて、どうも走りづらいです。北海道では台風と大雪が一緒にやってきたような天気らしく、今朝見たテレビでは、札幌の人がことごとく音を上げていました。飛行機も1日半ストップしたそうで、向こうで郵便配達をしている人、しいていえば、向こうで暮らす人は大変だなぁ…、と思ってしまいました。
 さて、職場について、配達の準備をしていますと、バイトの一人が「胃が痛い」といい出しました。一応救急箱にあった胃薬を持ってきて、飲ませて配達に出すことに。でも、途中で体調不良で引き返してきてしまいました。というわけで、かえってきてからも、臨時便でもう一便を担当することになりました。ほかの班ではインフルエンザで休んでいる人がいるらしく、それがこちらに回ってきていなければいいんですけど…。結局、そのバイト君は午前中で帰して、とりあえず医者に行って今日はおとなしく寝ているように、とだけ指示しておきました。
 で、配達に回っていると、一軒の家でおばあちゃんに呼び止められました。「もしかして、誤配達??」と戦々恐々でおばあちゃんのところに向かうと、おばあちゃんはこう言い出しました。「この年賀はがきに、1円を貼るのかい?」………???最初は何のことなのかさっぱりわかりませんでした。年賀状を書き損じて、交換するのかなぁ?と思って聞いてみると、「いや、これを出すんだけど…。」とのこと(注:書き損じの交換料は5円です。)。で、年賀はがきを見て、「何で1円を…」と考えていると、大昔に消費税が導入されたときにはがきが40円から41円になったことを思い出しました。…って、それは10年以上昔の話じゃん!まぁ、たまに大昔の額面が「7円」というはがきを見たことがあるんですけど、よーくはがきを見せて頂くと、普通のことしの年賀状。事態が上手く飲み込めた僕は、「こちらは今年の年賀状で、今のはがきの送料は50円ですので、このまま差し出すことが出来ます。もしよろしければ、今お預かりしますが。」というと、おばあちゃんも状況が飲み込めたらしく、「そうなんだ!じゃあ、頼みます。」といって、一件落着。それにしても、「41円はがき」…、懐かしいなぁ。僕が小学生の時の話ですからね…。