ラストサムライと世界遺産、の巻

pikachu11342007-08-19



 こんばんは。無事に帰ってきました。
サトシ:「にしてもすごいお城だな。」
ピカチュウ:「ピカー。ピカピカピカピカピカピカピカ?」
サトシ:「あのお城は何のためにあるのかって?そうだな…、おれが思うに、そこをおさめている人の住まい、ということになるのかなぁ…?今でも自分の家を買った人なんかは「ここがおれのお城」なんて言い方をするくらいだからな。」
ピカチュウ:「ピカピカピカピカピカ。」
サトシ:「ここをキャンプ地とする…って、水曜どうでしょうじゃないんだからさ…。第一、ここは今住めないし。しかも世界遺産だから下手なことはできないぞ。」
ピカチュウ:「ぴか。」
でおなじみのピカ注軍曹であります。同じ「お城」でも、日本のお城と、ドイツあたりにあるお城とでは機能は同じでも、形が全然違いますね…。ところでお城って、なんでああいう形なんだろう…?
 今日は姫路を観光しようと思い、ホテルの人に話を聞いたところ、「姫路城ははずせないと思いますよ。あとは、昨日やっていたラストサムライのロケ地の書写山書写山まではバスとロープウエーを乗り継いで徒歩もいれて1時間もかからないですね。」というわけで、その2カ所を回ることにしました。
 まず書写山。バスが20分おきに、所要時間も約20分とのことで、狭い道を大型のバスがつっこんでいきます。ロープウエーにのって、書写山へ。寺の中に行くには20分くらい山道を歩くらしいのですが、もう少しお金を出せば、登山バスをだしてくれる、とのことなので、手帳を見せてだそうとすると、「手帳をお持ちの方はバス代はいりません。」とのこと。山道をバスで移動すること5分。寺の近くまでたどり着きました。そこから5分くらい歩いて、本堂の方へ。食堂(じきどう)では、実際にトム・クルーズがいたという所も見学。この日は姫路市の空手連盟の人が奉納演舞をするとのことで、裏の方で練習をしている人を見学していました。動きに全く無駄がありません。あとは、古武術というのでしょうか、日本刀で居合い抜きみたいのような演舞の練習をしているのを見学していました。まさにサムライ。ちょうど休憩している人がいたので、声をかけて、「その剣は本物の日本刀ですか?」と聞くと「いや、模造品です。」とのこと。それにしても、年配者がこれをやると、本当に決まってかっこいいです。
 見届けたところで下山して、姫路城近くで素麺を食べ、姫路城へ。それにしても、姫路城はかなり歩きます。別名白鷺城と呼ばれているそうで、きれいですね。「熱射病予防のため、水分をこまめにとってください」と書いてあったんですが、白の中は飲んではいけない…。世界遺産ですからね。天守閣を目指して、場内を歩くと、かなり階段が急です。しかし、あんな急な階段をあの格好で歩くのは大変だったかと…。日本史でやったけど、もう忘れましたね…。いろいろ見ていたのですが、わからないこともあって、少し勉強してから行けばよかったかなと…。2000円払えば、ガイドのおじいさんが説明してくれるそうなんですが、ここで思い浮かべたのが、「何事も、先達(せんだち)はあらまほしけり(だったかな?『徒然草』より)」ということ。現代風に訳せば、「どんなことでもナビは必要だよ」ということなんですね。まぁ、しばしのお殿様気分でした。
 三ノ宮に戻って、ポートライナーに乗ろうとすると混んでいます。USJにいった日にみた、「a-nation」の開催日だったそうで…。神戸空港行きもかなり混んでいました。途中、その会場をみたのですが、ものすごい人の山…、何というか、昔懐かしのウルトラクイズの予選みたいな状態。ところで誰が出るんだろう…?
 空港について、ゆかりんが食べたくても食べられなかったという「神戸牛」を食べようと思い立ち、案内所に相談すると、「UCCの所に限定で神戸牛のカツサンドがあった気が…。」とのことなのでいってみることに。あったので頼んで食べてみたのですが、確かにオージービーフとは違います。万かつサンドともちがいます。それにしても、3きれで1200円というのが神戸牛らしいなと…。
 飛行機の座席を指定して、今回は最前の窓側をゲット。中に入って、しばらく待っているとこんな張り紙が。「158便は定員よりも多く人がご搭乗されることが見込まれます。もし、20時半発の伊丹発の便に変更が可能な方には、ご協力金として1万円お支払いします。」
………1万円!
伊丹までの交通費を引いても8000円以上余ります。いわゆるフレックストラベラー制度というもので、幹線ではたまにあります。まぁあわてなくてもいいから、協力してもいいですよ、とだけ話したら、「誠にありがとうございます。ただ、ご搭乗いただけるかもしれませんので、ご案内するまで、ベンチでお待ちいただけませんでしょうか?」…、まぁ、気楽な一人旅だし、遅く帰っても、明日はゆっくり出勤なので、別にいいかと思って待っていると、さっきの人が来て、「お申し出ありがとうございました。キャンセルが出まして、こちらの便に予定通りご搭乗できることになりました。ご協力誠にありがとうございました。」とのこと。たしかこれが、関空の最終便とかになると、2万円に跳ね上がるんですよね。まぁ、早く帰れるからいいか、と思って普通に搭乗。上昇中に揺れましたが、定刻通りに飛行機は到着。柏行きのバスに飛び乗ったら、「首都高速が空いていますので予定よりもかなり早く到着できる見込みです。」と運転手のアナウンス。平均90分の所が気がついたら55分でついてしまいました。乗り換えが1回ですんだので楽ちんです。
 帰ってきたら、家の仕事を片付け、今に至ります。
 次の旅は福岡。これも楽しみです。